情報戦の極み:多次元脅威度チェッカー (Pilot Intel Analyzer) の実装

EVE Onlineにおいて、ローカルチャットに現れた見知らぬパイロットが「狩人」なのか「獲物」なのかを瞬時に見分けることは、生死を分ける重要なスキルです。今回、zKillboard APIと公式ESIのデータを複雑に組み合わせた強力な「脅威度チェッカー」を実装しました。

多次元脅威度チェッカーのUI画面

多次元脅威スコアリング(0〜100)

従来の単なる kill/loss 比率だけでは、相手の真の脅威度は測れません。New Eden Intelligence Hub では、7つの要素(危険度、K/D比、ISK効率、ソロ比率、活動頻度、活動空域リスク、Security Status)を独自の重み付けで合算し、0〜100の「総合脅威スコア」として算出するアルゴリズムを開発しました。

12のカテゴリ分類システム

相手のプレイスタイルを一目で認識できるよう、戦闘履歴や活動エリアから自動的にパイロットを12種類のカテゴリに分類する機能を搭載しました。

  • 🚨 ハイセクギャンカー: SecStatusの低さとギャンク艦の使用率から検知
  • ⚔️ エリートソロPvPer: 高いソロ比率と圧倒的なISK効率
  • 🕳️ ワームホーラー: W-Spaceでの活動率が45%を超えるパイロット
  • 🔍 ステルスハンター: Covert Ops等の隠密艦を多用するプレイヤー

Top Ships と Top Systems の可視化

過去1年間の戦闘データから、そのパイロットが「最もよく乗る艦船(Top Ships)」と「最もキルを行っている星系(Top Systems)」を抽出してUIに表示します。「彼が何の船に乗ってどこに潜んでいる可能性が高いか」を事前に予測することが可能になります。

データの堅牢性:取得エラーと非戦闘員への対応

zKillboardからデータが返ってこない完全な非戦闘員(PvE専業や生産者)に対しても、エラーを出さずに「✅ PvE民」として正しく分類処理するフォールバック機能を実装しました。いかなるパイロットを検索しても、アプリケーションが安全に、そして確実に分析結果を返します。

この脅威度チェッカーにより、プレイヤーはローカルに現れた相手の情報をたった数秒で丸裸にし、戦うべきか退くべきかの意思決定をデータに基づいて行うことができるようになります。