開発実例ギャラリー

「AIで、結局なにが作れるのか」。その答えは、完成して毎日使っているアプリを見るのが一番早い。ここに並ぶのは入門書の例題ではありません。複数のAIエージェントを一枚の画面に束ねる司令塔、紙とスクリーンの文字を撮って訳すOCR、宇宙MMOの市場と資産をログインひとつで集約するダッシュボード、AIが描いた素材で回遊するブラウザRPG。どれも、プログラミング未経験のまま、AIを相棒に最後まで作り切った自作アプリです。ジャンル別に“実物のプロフィール”を並べました。気になったアプリは、そのカードから“作り方”の解説へ辿れます。まずは、何が作れるのかを眺めてみてください。

AI・LLM

AIそのものを、もっと使いやすく束ねる。エージェントの運用やコンテンツ生成を、一枚の画面にまとめたアプリ群です。


Claude Mission Control のイメージ

Claude Mission Control

AIに作業を投げるたび、ターミナルとブラウザを行き来して「今どのエージェントが何をしているか」を見失う。その煩わしさを一枚の画面に畳み込んだエージェント管理ダッシュボードです。Chat・Studio・Workspace・Notebook を1つのアプリに統合し、pytest 228・vitest 206 のテストを全て緑に保ったまま運用しています。

主要技術 Tauri 2 / SvelteKit / Python FastAPI(MCP連携)

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X Media Studio のイメージ

X Media Studio

Xの投稿ネタ探しから画像・動画づくりまで、毎回ツールを切り替えるのに疲れていた。検索からメディア生成までを1つのアプリに通したのがこれです。xAI Grok の画像・音声・動画生成を束ね、ffmpeg で動画と音声を合成、検索結果は自動でインフォグラフィックにして保存まで自動化しました。

主要技術 Claude Code / hermes-agent / xAI Grok / Streamlit / ffmpeg

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ITerm Master のイメージ

ITerm Master

用語集を眺めても頭に入らない。「単語を覚える」を「キャラを育てる」に変えれば続くはず。そんな発想のゲーミフィケーション学習アプリです。IT・AI用語500選を、3段階の自己評価とXP・13ランク・連続記録つきで、サイバーパンク調のUIで攻略していきます。

主要技術 Flet / SQLite(学習履歴)

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ゲーム開発

遊びたいから、作った。AI生成の素材や公式APIを土台に、ブラウザで動くゲームと自作ダッシュボードを組み上げました。


Archipelago Saga のイメージ

Archipelago Saga

ゲームの世界地図を作りたいが、素材を一枚ずつ用意するのは果てしない。AI生成のスケッチを透過切り出しして、回遊できるマップに仕立てたブラウザRPGです。生成シートを BiRefNet で透過PNG化し、海・草・砂はノイズで手続き生成、44ノードの蛇行パスと進行状況はブラウザに保存されます。

主要技術 ChatGPT / OpenRouter / BiRefNet / JavaScript(localStorage)

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New Eden Intelligence Hub のイメージ

New Eden Intelligence Hub

遊んでいるMMOの公式APIを叩いて、自分専用の情報拠点を作りたかった。市場・資産・キル・採掘・スキル。バラバラに見ていた数字を、ログインひとつで一画面に集約した統合ダッシュボードです。公式SSO(OAuth2/PKCE)でログインし、トークン自動更新つきのESIクライアントの上に全13機能を積みました。バックエンド不要で動きます。

主要技術 JavaScript SPA / EVE ESI API / OAuth2 PKCE / IndexedDB

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Aurum City のイメージ

Aurum City

AIに任せたら動く物は出てきた。でも、このコードをこの先どう育てればいいのか。その壁を越えるために、土台の設計から1本作り切ったブラウザの都市開発シミュです。AI生成のドット絵タイルで地形と建物を描き、需要で街が育つ決定論シミュレーション、2:1ダイヤモンドのアイソメ描画、都市ランクとミッションまで搭載。作る過程は実際のコードつきで全6回の連載にまとめました。

主要技術 React / TypeScript / Canvas 2D / Seedream(OpenRouter)

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音声

録った音を、測って、起こす。マイクの状態を数値で確かめるツールから、話した言葉をテキストに変える文字起こしまで、音まわりの作業を手元のアプリにまとめました。


Transcription Studio のイメージ

Transcription Studio

精度をとるか速度をとるか、文字起こしエンジンは案件ごとに最適が変わる。1つのアプリで切り替えられれば迷いが消える。そう考えて作ったデスクトップアプリです。faster-whisper・openai-whisper・OpenAI API を設定で切り替え、txt・SRT・VTT・JSON など複数フォーマットで同時に書き出します。処理はすべて手元で完結し、録音を外に出しません。波形エディタと話者分離は設計済みで、これから積み上げていきます。

主要技術 PySide6 / faster-whisper / openai-whisper / OpenAI API

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Voice Docs Converter のイメージ

Voice Docs Converter

会議や取材の音声を、聞き直しながら手で打ち直すのは時間の浪費だ。録音ボタンとWord出力の間を一直線に繋いだWindowsアプリです。マイク録音からWhisperの文字起こし、Word(.docx)出力までを統合し、無音時に湧く“幻聴”を抑える調整も入れました。v1.0 完成。

主要技術 CustomTkinter / sounddevice / Whisper / python-docx

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Mic Test Recorder のイメージ

Mic Test Recorder

配信の声の後ろでサーッと鳴るヒスノイズを、耳と勘で追い込むのはもう限界だった。台本を自動で送りながら録音し、終わった瞬間にノイズフロア・SNR・クリップを dBFS で表示するデスクトップアプリです。マイク距離を 15cm から 20cm に変えたら暗騒音の床が何 dB 動いたか、過去テイクと表で並べて確かめられます。GoXLR と RODE NT2-A のヒスノイズ調査のために、自分用に作りました。

主要技術 Python / PySide6

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OCR・文書変換

紙とスクリーンの文字を、選択できるテキストに変える。撮影から翻訳までを、一つの窓に収めました。


PaddleOCR-VL Desktop のイメージ

PaddleOCR-VL Desktop

画面の文字を拾って訳すのに、スクショ・OCRサイト・翻訳と渡り歩くのはもう終わりにしたい。撮る・解析する・訳すを一つの窓に収めた高精度OCRデスクトップアプリです。1つのコードベースでGPU版とCPU版を自動判別し、PyInstaller で両エディションを凍結配布できるところまで作り込みました。

主要技術 PaddleOCR-VL-1.5 / Windows / PyInstaller

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画像・グラフィック

写真から被写体だけを取り出す。AIと古典手法を1つの画面で使い分ける画像処理アプリです。


Background Removal Studio Pro のイメージ

Background Removal Studio Pro

Webの背景除去サービスは便利だが、画像を外に送りたくない場面がある。ならば手元で完結させよう、と作った完全オフラインの背景透過アプリです。被写体に合わせてAI(BiRefNet)・クロマキー・FloodFillを切り替え、GPU推論はDirectML、無ければCPUへ自動フォールバック。ブラシ修正やバッチ処理まで1つの画面に収めました。作る過程は全7回の連載で公開しています。

主要技術 PyQt6 / ONNX Runtime(BiRefNet・DirectML)/ OpenCV

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業務ツール

毎日の小さな手間を、デスクトップから片付ける。予定管理や為替チェックを、常駐アプリに落とし込みました。

GCal Manager のイメージ

GCal Manager

ブラウザのカレンダーを開いて操作するより、デスクトップから直接予定を出し入れできたほうが速い場面がある。Google Calendar をローカルから管理するデスクトップアプリです。カレンダー認証とローカルのSQLiteを組み合わせ、単体EXEとして配布できるようにしました。

主要技術 Python / Google Calendar API / SQLite / PyInstaller


FX Monitor Pro のイメージ

FX Monitor Pro

為替を確認するたびにサイトを開くのは煩わしい。デスクトップに、必要な通貨ペアだけを常時並べておきたかった。主要10通貨ペアを2列カードでリアルタイム表示し、円⇄外貨を両方向に換算する為替モニターです。Bid/Ask が取れるときはスプレッドも考慮。単一 exe 配布まで対応しました。

主要技術 Python / Flet / Yahoo Finance API

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ML・予想

データに、当て方そのものを学ばせる。実測で特徴量を選び、的中率を誇張しない機械学習アプリです。


Boatrace AI のイメージ

Boatrace AI

勘と経験だけで舟券を買うのではなく、過去21万レースが示す傾向に賭けたい。予想と結果を記録して“当て方そのもの”を改善していく競艇AI予想アプリです。LightGBM で3連単の上位10点を予想し、33の特徴量は貢献度を実測して選定。的中率を誇張せず、性能の天井も正直に扱います。

主要技術 Python / LightGBM(LambdaRank)/ Streamlit

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ユーティリティ

作業まわりの“あると速い”を自作する。散らかりがちな道具を、手元のアプリに集約しました。

Workspace Explorer のイメージ

Workspace Explorer

フォルダが100個近くあると、どれが何で最後にいつ触ったかすら分からなくなる。一覧して検索して起動できる“司令塔”が欲しくて作った内部ツールです。作業フォルダ配下の全プロジェクトを一覧し、技術スタック・Git情報・サイズ・起動コマンドを集約、Obsidian とも双方向に連携します。

主要技術 Electron 30 / バニラJS / Obsidian連携

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DeepL App のイメージ

DeepL App

翻訳のたびにブラウザのタブを開いて貼り付けるより、手元のアプリに直接打ち込めたほうが速い。その用途に絞った翻訳デスクトップアプリです。PyInstaller で単体配布物まで用意しました。

主要技術 Python / PyInstaller

YouTube

伸びる動画の裏側を、数字で覗く。トレンド動画のサムネイル収集と、チャンネル分析をツール化しました。


YouTube Thumbnail Maker のイメージ

YouTube Thumbnail Maker

参考にしたい動画のサムネだけを、まとめて手元に集めたい。1枚ずつ右クリック保存は骨が折れる。トレンドを一覧して、気になったサムネを一括で取得するダッシュボードです。フロントでトレンド一覧・検索・地域切替(JP/US)を行い、バックエンドがサムネ画像を取得して保存、という役割分担で組みました。

主要技術 React(Vite)/ Express / YouTube Data API v3

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YouTube Analytics のイメージ

YouTube Analytics

伸びているチャンネルは「いつ・何を・どんな言葉で」出しているのか。感覚で眺めるのでなく、数字とパターンで掴みたかった。チャンネルをキーワード検索し、再生数・登録者、月別/曜日/時間帯の投稿パターン、頻出語のワードクラウドまで出す分析ツールです。CSV/PDF のレポート出力にも対応します。

主要技術 Streamlit / YouTube Data API v3 / janome / matplotlib

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※ スクリーンショット内に表示される第三者のサービス名・チャンネル名・動画タイトル等は各権利者に帰属します(サムネイル画像はぼかし処理をしています)。EVE Online 関連: “EVE”, “EVE Online”, “CCP”, and all related logos and images are trademarks or registered trademarks of CCP hf.

気になったアプリはありましたか。ここに並ぶアプリの多くは、設計の判断やつまずきまで含めた作り方の解説を用意しています。「自分もゼロから作ってみたい」という方は、まずバイブコーディング入門から。何が作れるのかは、もう見たとおりです。

注目

AIで、ここまで作れる

AIで作った2D RPGを、ブラウザでそのまま遊べます。その「作り方=最後まで完成させる進め方」も実例つきで公開中。

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